別府で幼少期を過ごす
埼玉から越してきた僕らはアパートで暮らした。
親が共働きだったので、4歳の僕は保育園に預けられた。
きっかけは覚えてないが、すぐに友達ができた。
仲がよかったのは「かーくん」と「きょーちゃん」の2人。
保育園でのほとんどの時間をこの2人と過ごしていた。
仲がいい3人だったが、ケンカをすることも多かった。
けどそのケンカは主に、「かーくん」と「きょーちゃん」の2人の対立だった。
ささいなことが原因のケンカだったが、僕はいつもどちらの味方になるか
悩まされた。
「たかしくんはどっちの味方?」
そう聞かれるたびに僕は困った。
けどなんだかんだで優しいのは「きょーちゃん」だったので
「きょーちゃん」の味方になることが多かった気がする。
なんだか「かーくん」には申し訳ない気持ち・・・
今思えば、僕自身は全然ケンカをしなかった。
今もそう。ケンカをしない。
怒ったり、不快に思ったりしないわけではない。
自分の意見を言う勇気がないんだ。
負けることを恐れて、勝負しないタイプ。
そんな自分がいやだ。